キュビーの愛機。
ステータスは耐久は高い方だが火力面はあまり高くなく、特にクリティカルダメージ値は最下位に位置している。
そのため単純な火力役としては下位の性能なのだが、代わりに使いやすく優秀なスキルセットを持つ。
SSS以下の環境での砲撃型スーツは圧倒的な火力を持つ
ムスペルが人気だが、必中スキルや敵の攻撃力を下げるスキルを持つヤタはUS環境以降に活きてくるので、育てておいて損はない。
スキル1のヒットエリアは、対象の後方に大きく効果範囲が広がる(最大で5マス→7マス)範囲攻撃。
ピグマのスキル1と同じスキルで、優秀な効果範囲と威力に、必ず命中するという砲撃型には嬉しい特殊効果を持つ。
しかし、ムスペルなどが持つ、範囲・威力が同じで特殊効果が付いてないナパームミサイルと比べると、消費MPが35と高く、再使用ターンも3となっており、ムスペルの様な高回転、低燃費という特徴は持っていない。
そして、SSS+3までのスーツが適正レベルとなるステージでは砲撃型の攻撃も充分に当たるので、「必ず命中する」という特殊効果が活きる場面は少ない。
SSS+3までの環境では、実質的にナパームミサイルの劣化版となってしまう事が多い。
また、このスキルの詠唱範囲(対象指定範囲)は、前後左右4方向に3〜4マス(合計で8マス)で、斜め方向にいる相手を対象にする事ができない。
砲撃型の移動力の低さが災いし、敵は近くにいるのに、このスキルを使うことができない…という状況も生まれてしまう。
移動力増加バフがあれば解決するので、
エルダーや
ハーモニアなどが居ると利便性が増す。
スキル2は攻撃力減少デバフが付いた範囲攻撃。
スキル1と違い素直な詠唱範囲を持ち、斜め方向にいる相手も対象にできる。
効果範囲は通常攻撃より一回り大きな◆型の範囲。
使いやすく範囲も広く、威力も申し分無い優秀なスキルである。
このスキルで付くデバフは、相手の攻撃力を最大で50%低下させる。
ボスなどの強敵が相手なら目に見えて被ダメージが減るので、どうしても耐えられない攻撃をしてくる相手がいる場合、ヤタを使ってみると解決することもあるかもしれない。
注意しなければならない点は、砲撃型ピクシーの
カナの覚醒スキル ナイトメアとの競合。
スキルレベル3以上のナイトメアは、ヤタのクリップルアタック6よりも高い減少値を持つ攻撃力減少デバフが付く。
同種のバフ、デバフを重ねてかけた場合は、
後にかけた方が上書きされる仕様なので、カナの覚醒スキルのデバフをヤタのスキル2で上書きしないよう注意しよう。