沈黙特効の通常攻撃に、沈黙付与のスキル1、そして横一列という珍しい範囲のプリングスキルを持つ。
ネームドミニミニが無いので狙って入手するのが困難なレア機体。
その割には性能は…
スキル1のサイレンスミサイルは、通常攻撃と同じ詠唱範囲(対象指定範囲)、効果範囲を持つ、沈黙付与スキル。
燃費が悪く、効果範囲も狭く、威力もさほどではないが、スキル2とは違い詠唱範囲に癖が無く、斜め方向にいる敵にも対応が可能。
このスキルで相手を沈黙にすれば、次のターンに通常攻撃がスキル1と同じ160%の威力で撃てる。
スキル2のプリングホライズンは、命中した敵を範囲の中心に引き寄せる特殊効果を持つ。
アスロンをはじめとした、対象を中心に通常攻撃より一回り大きい◆を描く範囲ではなく、対象の左右に5マスずつ直線で広がる変わり種。
威力は通常のプリングスキルと同じ160%で、消費MPも状態異常付与の無いプリングエリアと同じ30。
効果範囲の中心から端までが長い分、「中心と敵の間に障害物があっても無視して中心に引き寄せる」という面白い効果を発揮しやすい。
詠唱範囲が前後左右4方向、3〜4マスの位置のみ(合計8マス)という取り回しの悪さと、プリングスキル特有の命中判定を二回しなければならない問題を抱えており、使いやすいスキルという訳ではない。
そして、ベリドの最大の欠点として、火力が足りないという点が挙げられる。
攻撃力が砲撃最下位で、スキル倍率も最大で160%しか出す事が出来ない。
それでも強襲よりは火力がある…と言いたい所だが、同じ砲撃の沈黙使いでも
シルフの方が火力が出せる上に、10/31アップデートで
ヘルマスターブレイダーや
ウィレイなどの持つ「ノックバックサイレンス」の倍率が160%→210%と大幅に上昇した事により、その火力差さえも大幅に縮められてしまい、色々と立場が苦しい機体である。