強襲型でありながら、支援型でも持っている機体のない、味方全体に効果のある被ダメージ減少バフを持つ怪物。
ステータスも攻防共にハイレベルで、沈黙付きのノックバック攻撃まで持ち合わせる。
ヘルマスターブレイダー最大の特徴はスキル2 ディフェンシブバースト。
自機を中心に「井」の形に広がる範囲攻撃に、味方全体の被ダメージを25%減らすバフが付いている。
自機は勿論、後衛陣も含めて生存率を上げられる大変強力なバフである。
このダメージ減少バフは、パーツのダメージ減少効果やピクシーのダメージ減少スキルに加算されるので、合わせて50%、60%ダメージ減少…というのも可能。
非常に強力なスキルだが、もちろん欠点もある。
ひとつは消費MPが高い事。
もうひとつは、バフの持続時間が2ターンなのに対し、スキルの再使用が3ターンであること。
特に、スキルの再使用問題は解決する手段が少ない。
ヘルマスターブレイダーを2機用意する、あるいはフレンドのヘルマスターブレイダーを借りて合計2機にするのが一番簡単な解決法で、この方法なら消費MPの問題もある程度対応出来る。
また、ヘルマスターブレイダーの被ダメージ減少バフは、
マガタの被ダメージ減少バフ(50%)や、
オフィーリアの覚醒スキル(最大90%)と重複せず、後からかけた方の上書きとなる為、併用したい場合は強力なバフを消してしまわないよう注意。
同じ耐久関連のバフである防御力増加バフ(
ダルー、
メカスレイヤー、
ハーモニア、
ファンタジアが扱う)とは共存可能で、更なる硬さを目指すことができる。
スキル1の沈黙付与が出来るノックバック攻撃スキルも優秀で、敵の位置を強制的にずらす事ができるのが特徴。
移動力の低い砲撃型や狙撃型の攻撃圏内に敵を放り込んだり、とりあえず厄介な敵を隔離したりと、様々な使い方が可能。
シミュレーションRPGらしい戦略に富んだプレイが出来るので、威力以上の価値のある良スキルである。
さらに、10/31アップデートで倍率が上昇したため、持ち前の高い攻撃力と合わせてちょっとした雑魚なら蹴散らせてしまう威力さえも得ることとなった。(まさに万能の機体…!)
ただ、こちらのスキルも燃費が悪いため、スキル2に使うMPを残すために撃つ回数はほどほどにしておこう。
5/24アップデートにより下方修正が行われ、スキル2の燃費が悪化した。(40→50)これによりスキル1にMPを回す余裕はあまり無くなってしまった。
しかし、このゲームの後半ミッションを被ダメージ減系のスキルを使わずに攻略するのは非常に難しいのでまだまだ有用だ。
[余談]
韓国版では被ダメージ減少バフの効果は何と
50%。
言うまでもなく常軌を逸した性能である。(S3防御パーツの軽減と合わせれば79%、何も無しでは1発ギリギリ耐えられるか耐えられないかというほどの超高火力の攻撃を軽く4発耐えられる計算だ…)
日本版では大分マイルドに調整されてしまったが、それでも強力な事に変わりはないので、手にいれたプレイヤーは自身の幸運に感謝しつつ乗り回すと良い。