ラシスの愛機。
特効条件を満たしやすい単体攻撃と、必中の範囲攻撃を持つ非オーバーヒート機。
スキル2のヒットブラストは、7マス先まで届く範囲攻撃で、必ず命中する特殊効果がある。
狙撃型スーツは元来命中の数値が高く、特にSSS+3までの環境では、適正レベルならほとんど攻撃を外すことは無い。
そのため、この必ず命中するという特殊効果が活きることはほとんど無い。
実質、最大180%の倍率で放てる通常攻撃という使い方になる。
消費MPは30とそれ程重くなく、オーバーヒートも無いので気楽に使えるのが利点か。
スキル1のバルカンポイントは通常250%の高倍率を持つ単体攻撃だが、相手のHPが50%以下の場合305%まで威力が上がる。
状態異常が条件の特効と比べると、HPが50%以下で特効というのは条件を満たしやすく、特に強敵を相手にする時非常に助かる。
単体攻撃であるという欠点はあるものの、消費MP、再使用ターン共に優秀で使いやすいスキルである…
のだが…
このスキルは2017年10月31日に行われたバランス調整で上方修正を受けたスキルの一つである。
この調整では、ニミュエの持つバルカンポイントだけでなく、狙撃型の持つ「バルカン系」のスキル全体の威力が上方修正されたのだが、これが非常に大味な調整であった。
何が不味かったかというと、SSS+2のハルマゲドンファルコンなど、いくつかの狙撃スーツが持つスキル、バルカンビーム6(特効などの追加効果を一切持たない単純な単体攻撃スキル)は、倍率が210%から
310%に大きく引き上げられた。
一方、ニミュエのバルカンポイント6も、180%から250%に上方修正されたのだが、特効倍率(55%)は据え置き。
バランス調整前は、特効条件を満たせばバルカンビーム6よりも高い倍率を出せたが、バランス調整後は特効が成立してもバルカンビーム6の310%を下回る
305%
消費MP、再使用ターンは同じなので、バルカンポイントはバルカンビームの完全な下位互換となってしまっている。
以上の理由から、SSS以下の環境でニミュエを選んで使用する理由は少ない。