クリティカル確定スキルと、使い辛い形状の効果範囲のプリングスキルを持つ機体。
通常攻撃はHPが50%を下回る相手に対して高い倍率で攻撃できる。
敵の耐久性が上がっていく高難度ステージではこの特効が成立するケースも多く、そこそこ頼れる通常攻撃と言える。
スキル1のクリティカルエリアは、対象の後方に5マス→7マスと大きく広がる範囲攻撃で、命中すれば確定でクリティカルヒットが出る。
そのため、低倍率だがダメージの期待値は高め。
詠唱範囲(対象指定範囲)が前後左右4方向、3〜4マスの位置のみなのが欠点。
確定でクリティカルになるという特性は、
リタ(クリティカルがトリガーとなる再行動スキル持ち)や
ユリア(クリティカルダメージが上昇するスキルを持つ)と特に相性が良い。
同じクリティカルエリアを持つ機体として、特選機の
シルフと、ネームドミニミニの存在しない
アンティゴネの2機が存在する。
タイシェイはその中で最も攻撃力のステータスが低いが、最も高いクリティカルダメージの数値を持っている。
ある意味最もクリティカルエリアを上手く使える機体と言えないこともないが、後述のスキル2が足を引っ張るので、他の2機を差し置いてタイシェイを選んで使用する理由は多くない。
スキル2は特殊な範囲のプリングスキル。
詠唱範囲(対象指定範囲)、威力、消費MP、再使用にかかる時間、そしてプリング以外の追加効果が無いところなどが、
アスロンの持つプリングエリアと共通している。
しかし、その効果範囲はドーナツ状(対象を中心に3マスの距離を一周した◇型)で非常に使い辛い。
敵は基本的にタンクとなる味方に群がり固まる傾向にあるし、初期配置を見ても大抵3〜5機が直線、T字、十字のいずれかの形に固まっている。
対象から3マスの距離を一周する範囲がメリットとなるケースは非常に珍しいだろう。
せめてプリングエリアと比較して威力が高いとか、消費MPが少ないとか、再使用ターンが少ないとか、斜めにいる敵も対象に取れるとかすれば良かったのだが…