通常攻撃の倍率が下がり(130%→110%)、代わりにHPが50%以下の相手に対しては150%の倍率で攻撃できるようになった。
元の効果より使いやすいかと言われると微妙な所だが、HP50%以下の相手に+40%という特効は比較的成立しやすく、砲撃型や狙撃型と言えど数発攻撃しないと落とせない精鋭機などを相手にする時に重宝する。
SSSからのステータスの変化として、攻撃力が相対的に向上している事があげられる。
これまで猛威を振るっていたムスペルがUSランクになって徹底的に弱体化された為、主要ステータスが軒並みUSムスペルを上回る事になった。
スキル1、2に変化はない。
ただ、US環境では敵の回避が上がってくるため、砲撃型共通の「命中率が低い」という問題が、スキル2のプリングエリアに重くのしかかる。
プリング系のスキルは他の多くの範囲攻撃とは違い、対象にした敵に命中しなかった場合、スキル自体が不発となってしまうためだ。
そして何より、「差別化要素が皆無」という点が痛い。
スキル1はダメージを稼ぐ面では良い反面、必中でもないしクリティカル確定なわけでもない。
スキル2もプリングをするだけであり、デバフや状態異常を保有しておらず、斜めに撃てない事も変わらない。
実はUSでステータスの相対評価が上がっており、スキル1もダメージを稼ぐのに優秀なので、ダメージディーラーとしての性能は比較的上位の方なのだが、
ムスペルに並ぶ程には至らず、ムスペルも特選なので確実に作れるため、アスロンが確実性のある特選である事もメリットとして弱い。
そういった事もあり、アスロンの評価は「愛で採用」程度にとどまってしまっている。
5/24、バランス調整によりプリングスキルの威力が上昇した。
これにより単純な火力はムスペルを超えるようになった。しかし、追加効果を殆ど持たない、斜めに攻撃できないという弱点はそのままなので、依然として制作優先度はそれほど高くない。