「エレクトリック」という名前から電気(沈黙)に関連するスキルを使うのかと思いきや、氷結特効のスキルを使う謎の狙撃スーツ。
メロウ程ではないものの、全体的に非常に低いステータスを持っているのが特徴。
特に攻撃の数値はメロウの次に低く(
ニミュエと同じ数値)、クリティカルダメージの数値は最低なので、狙撃型の第一の仕事であるダメージディーリングの能力に問題を抱える。
誤差の範囲ではあるが、状態異常抵抗まで低めに設定されてるのが徹底している。
基本的にこのゲームでは、オーバーヒートのスキルを持つ狙撃はオーバーヒートの無い狙撃より攻撃力が高い傾向があるだけに、結果的にはエレクトリックだけがオーバーヒート機体で断トツで攻撃力が低いという事になってしまい、それが非常に痛いデメリットとなってしまっている。
ちなみに、両手に盾を持ってるので防御力が高いとかそういうのもない。
スキル1のダブルバルカンは、同じスキル(長射程の単体攻撃)を2度繰り返す、追加攻撃スキル。
状態異常付与などの追加効果は無いが、その分105%という高い倍率を持っている。
同じスキルを繰り返すという効果は、2回攻撃するというだけでなく、移動や対象指定も2回連続で行われる。
移動が2回行われるのは、移動力の低い狙撃型の機体には嬉しい特殊効果である。
通常攻撃とスキル2は氷結特効の付いた直線の範囲攻撃。
通常攻撃は基本110%で、対象が氷結状態の場合165%の攻撃に。
スキル2は通常220%で、対象が氷結状態の場合340%の攻撃になる。
スキル2はオーバーヒートスキルなので、使用後2ターン、通常攻撃もスキルも使えない状態異常にかかる。
氷結という状態異常は基本的には1ターンしか続かず、さらに同じく1ターンしか続かない気絶とは違い、攻撃とスキルは使用可能。
効果の弱い状態異常である上に持続時間も短いので、状態異常特効としては最も扱いづらい。
しかし、特効が成立してしまいさえすれば、最大で340%の倍率で攻撃できるのは魅力的である。
この様に、氷結特効という条件が厳しいものの、スキルの倍率自体はなかなかの物。
それだけにステータス…特に攻撃面の数値が低いのが非常に残念である。
同じく氷結特効というコンセプトを持つ上に、攻撃力が15%近く高い
オイディプスという強力な機体があるのも残念。