探索家のピクシー。
特性の配分は強襲には異例ではあるが、攻撃・回避が高く、生命・防御が低めとなっている。
当ピクシーの特徴として、生存力を生命の数値だけではなく回避の高さによって補う、いわゆる「回避盾」系のピクシーである。さらに回避が成功した場合確率で全ユニットのスキルCTを短縮するというユニークなスキルを持つ。
しかし、このゲームにおいて回避盾というものの評価は悪いと言わざるを得ない。
各種計算式を確認するとわかるように、命中率の計算式の関係上、どんなに回避を上げても敵の命中率を6割未満にするのは困難である。
これは命中率には55%の最低保障があるためだ。
更に、12章からは敵の命中率も含めたインフレが始まってくるので、いくら回避特性が高いといっても元の回避が高いわけではない強襲ではなかなか回避が難しい。
そして、このピクシーの回避できなかった時の生存力は他強襲ピクシーに劣るので、条件はあまり良いとは言えないのだ(厳密にはパッシブ3に割り振ればボスからの攻撃だけは良く耐えられるが、それさえも
マヨの存在が立ちはだかる)。そのため、少し考えて運用する必要がある。
覚醒スキルは、3Tの攻撃バフを付与するという効果である。
スキルポイントをレベル10まで振る事で、
モメンティアのバフをやや上回る30%の倍率を得ることができる。
CP消費は120と軽めに設定されているため、比較的扱いやすい。
そしてアンナが唯一の役割を発揮できるのは戦場における最大ダメージを狙うための補助役にある。
通常戦場では機体のコスト制限があり、C〜S2の支援スーツがスキルで付与できる攻撃バフの13〜21%の範囲をアンナの覚醒スキル最大30%は大きく上回る。
また全体のクールタイム減少はフェイズ3以前のボスへ強力な攻撃を与えることを可能にする。残念ながら対象はスーツスキルのみで覚醒スキルには適用されないが、オーバーヒートなどCTの長いスキルやバフの回転率を上げることができる。
クールタイム減少スキルは他に
フローレンスが通常攻撃で発生するが確率は最大15%と低くチャンスは1ターンに1回のみ、どれだけ格下相手でも仕様上確定で回避ができないとはいえ戦場は敵が多く発生するためチャンスは多く1ターンに2回以上のクールタイム減少が発生する可能性があるのはまさにアンナ唯一の役割であると言えるだろう。
パーツ性能のインフレが進むと低レアのスーツによるステータスは誤差程度になるためジェニックシード強化を行わずCスーツに乗せても補助役としての性能にほぼ影響がないのもハートとコストにやさしい。
ミクも戦場において有力な補助役となるが、こちらの方がCP消費が軽く直接的にダメージに関わる攻撃に影響するのに対し、ミクはクリティカル率を上げると同時にスーツスキルで攻撃/クリティカルダメージバフを付与する事も可能である。
どちらを使うか、あるいは両方採用するかは各人で判断してほしい。
5/24バランス調整により、平均並みの生命と防御特性を獲得し、若干の地位の向上が見られた。
オススメ育成パターン | 備考 |
9 | 3 | 2 | 10 | 戦場用 |
8 | 5 | 2 | 10 | 戦場用2 |
8 | 10 | 5 | 2 | 回避盾 |
スキル育成優先度 | 備考 |
4>>1>2>3 | 戦場用 |
2>1=3>>4 | 回避盾 |